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ティティウスシロカブト 飼育記録

学名:Dynastes titius

主な産地:アメリカ合衆国東側

ヘラクレスオオカブトと同じDynastes属ですが、

その中の最小の種であるとして知られています。

角の形から「ユニコーンビートル」とも呼ばれる本種は

​「シロカブト」とついてますが、体色は個体によって白っぽかったり黄色っぽかったりします。

名前の「ティティウス」はローマ神話の巨人「ティテュオス」に因むそうですが、

小さな本種になぜその名前が付けられたのかはよくわかっていません。

適温は25℃前後と温かめの環境を好むようです。

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​2025年4月6日 「ちいかわ」?

​3月に入り知人からペアをもらいました。

dynastesは古代ギリシャ語の「支配者」、

titiusはローマ神話の巨人の名前ですが、

前者はともかく後者は本種と対極であり、

​私の第一印象は「ちいかわ」でした。

「半年ぐらい休眠するけど、そろそろ動き

出すと思うぞ」との知人の言葉通り、

3月半ばにはゼリーをよく食べるように

なり、この日にオスをメスの上に乗せると、すんなりとペアが成立。

​小さな巨人のこれからを見守ります。

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​2025年4月27日 メスの反応は

少々時間が空きましたがこの日に

産卵セットを作成し、メスを投入。

ケースは小サイズのものを使用し、

マットはいつものものよりも発酵が深めの

​黒っぽいマットを使用しています。

温度がやや心配ではありますが、

無事に産んでくれるのか。

しっかりと様子を見守ります。

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