当社加工技術紹介
~イメージを形に~
昭和14年に「坂井精密特殊鑢製作所」として
始まった弊社が創業当時から製造を続けている精密ヤスリは、材料切断や機械加工、溶接、
熱処理、磨き、塗装などを経て
最終的に組み立て、梱包を行うものであり
「ものづくり」のすべての要素を持っています。
少数ロットでも設計から組立まで一貫生産を
行う弊社の技術は
ヤスリの製造により培われたものです。
画像は以前に弊社で製造していた
「717ポケットシャープナー」です。
ブラスト加工(長尺)
梨地加工は、細かい凹凸による光の
乱反射から金属表面に柔らかい感じと
渋みと深みを出すデザイン工法の
一つで、デジタルカメラや
スマートフォン、建築物の内・外装、
車両の手すりなど
幅広く使用されています。
デザインとしての利用のみならず、
キズ隠し、艶消し等の機能表面としても活用されています。
此方の動画もご覧ください。
Tig溶接~磨きまで
1.開先加工を施したパイプの
開先と部品とを溶かしながら
肉盛り溶接を行います。
2.エンドレスにて
肉盛り部分を平らにします。
3.研磨加工を行います。
パイプと部品が一体化し、
つなぎ目がわからなくなるほど
美しく仕上がります。
マルチパイプベンダー
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ロールや曲げ型を使用しないため、任意のRを指定することが
可能です。半径、角度とも設定は
自由自在。従来型のパイプベンダーでは不可能だった180°以上の
曲げや、大きな曲げ半径、渦巻き状などの加工も自在です。 -
曲げ半径が連続的に変化するような形状も加工可能です。
CNCによるコンピュータ制御
なので、Rの大きさや、X軸・Y軸の曲げ方向などをそれぞれ自由に
変化させ、簡単に3次元自由形状をつくり出すことができます。 -
ダイスの中にパイプを通して加工
するため、曲げ部分の段差が
少なく、肉厚減少の少ないなめらかな仕上がりを実現。極めて高い断面真円度を得ることができます。
モータ駆動により運転音も極めて
静か、毎分10mという高速加工を
実現します。
研磨加工(長尺)
ステンレスパイプの研磨加工には
バフ研磨が使用されていますが、
長尺のパイプでも問題なく可能です。
時として5mほどのパイプを研磨する
ことがありますが、弊社社員曰く
「理論上はどれだけ長くても可能です」
とのこと。
ステンレスパイプの研磨加工は
弊社にお任せください。
此方の動画もご覧ください。